光を遮り光を呼び込む家
2022-10-07
昨年にお引渡しさせていただきました、三条市のT様邸
古い家を建て替えて欲しいとのご要望でした。
南面に広く接道している敷地なのですが、南の道を通行される方の視線が気になって、開放的に暮らせないことが悩みでした。
そこで、中二階ベランダと床から1.5mに取り付けられた「掃き出さない掃き出し窓」で目線をカット。
もちろん、南からの暖かい光も十分にいただきます。
でも、南側からの日差しは要注意です。
夏がとても暑すぎて、エアコンが効かなくなるほど。
日射を遮るためにカーテンを引いてしまったら本末転倒です。
そこで、ベランダの前には日差しカット用のルーバーを設置
夏の角度が付いた日差しはカットしつつ、冬の低い角度の日差しは部屋の奥まで届く様に配慮しました。
夕暮れ時の矢代田モデルハウス
2022-10-03
対面フラットのオリジナルキッチン
2022-07-15
「光庭のある家」
2022-06-23
「光庭のある家」
というタイトルが住宅雑誌等に多いので、あえてそう言ってみました。
こういうタイトルを見ると「そうか!光庭を取り入れるとこんなに素敵になるんだ」と思われると思いますが、そうとも限らないです。
大切なことは、土地から感じる長所と短所。
お客様のご要望とライフスタイルを実現するための問題点。
を、考えたうえで「光庭」という手段で解決しているということです。
北東に抜群のロケーションを持つこの土地は、南東からの光を取り入れにくい特徴がありました。
お客様のライフスタイルから、パブリックとプライベートを明確に分けて、「家族は個人の集合体」という価値観を尊重する必要がありました。
その方法として、ゾーニングを明確にするためバッファゾーン(緩衝帯)としての光庭
午前中の光を室内に取り込みながらプライバシーを守るための光庭
それと、奥様が大好きなモミジが家中から見れる場所としての光庭
を、提案したという事です。
ここでもお客様と私たちが協力して個性的な住宅が生まれてきていることが分かっていただけるかなと思います。
ご相談やご見学の希望はお申し込みフォームからご連絡ください。
購入前の敷地の調査や、概算見積などは無料で承っています。お気軽にどうぞ。
「暮らしを遊ぶ家づくり」Paddy Field TAGAMI by ダイワホームズ