何を切り取って、何を見せるのか
窓を考える時に、このことを考えない設計者はいません。
(もし、窓から何が見えるのかを把握していない設計者がいたら、その力量を疑った方が良いかも。。)
南東に抜群のロケーションを持つK様邸ですが、良い景色は家と家の間の狭い角度のみ。
両サイドの家屋は景観的にもプライバシーの観点からも視界から外したいところ
そこで、左右の視界を思い切ってカット。
その代わり遠くの山が望めるように窓の高さは製作可能範囲いっぱいまで大きくしました。
もちろんカーテンをしなくてもプライバシーは守られていますので、いつも開放的。
自然と外を眺めたくなる窓が出来ました。