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窓の役割

2022-02-05

以前、問題提起させていただいた住宅設計の常識について。

住宅の性能が一気に上がったここ数年、住宅設計の常識も潮目を迎えています。

もう一つ変化を感じることは「窓は風の入口と出口に2個必要」信仰

これは、自然環境が厳しく室内の空気環境を設備で調和することが重要な地域によく当てはまります。

新潟の場合、夏は日本で一番の最高気温を記録したかと思えば、長い冬は太陽の光が幾日も差し込まない薄暗く雪が降り積もる毎日。

真夏と真冬に窓を開けて生活することは到底考えられません。

雪は3月まで降っており、4月にようやく雪解けになります。5月はあっという間の短い春。6月には梅雨に入りじめじめと蒸し暑い日が始まります。

9月までは夏の太陽がぎらぎらと差し込み、10月だけがさわやかな秋。11月には早くも雪が降り始めるのです。

ということは、新潟で窓に求める主要な性能は、通風ではなく、視線の抜けと光の取り込み(但し夏の直射日光はNG)になります。

さらに、高断熱住宅で24時間空調が可能な性能があれば、窓を開けて空気を一気に入れ替える理由が思い当たりません。

特に、網戸の存在は必要性に疑問を感じます。

通常網戸は、夏季に蚊の侵入を防ぎながら通風を行うために使いますが、夏季は空調で空気を調和していますので、窓を開けません。
室内で発生した二酸化炭素は、建築基準法で定められた換気扇で2時間あれば全館の空気が入れ替わります。

住宅性能表示でも窓による通風が勧められていますが、通風で住環境が豊かになる期間は年間で60日程度。
そのうち柔らかな日差しが差し込み、そよそよと風が室内を流れるほどのさわやかな日なんて10日もあるのでしょうか?

Paddy Field TAGAMIは今こそ窓が担う役割を再定義する時が来ているのではないかと感じています。

※写真は網戸をはめ込んでいない引違窓。
網戸がないおかげでガラスの透明感が高く隣地の生け垣を美しく見ることが出来ます。

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「暮らしを遊ぶ家づくり」Paddy Field TAGAMI by ダイワホームズ