はじまりの間のある暮らし
箱と箱との間を通路とし、回遊性のあるプラン
はじまりの間、そこは外からつながる土間玄関。
時には近所の人と話し込んだり、時にはお仏壇を参りに来た人を迎えたり。
はじまりの間、そこは子供部屋からつながる子供たちの遊び場。
おもちゃを広げたり、そのまま外に駆け出したり。
F-Houseは、この「はじまりの間」と名付けた多目的スペースを核に成り立っています。
開放感のある空間を求め、居間は2階に配置。
キッチン、寝室、WICを箱の中に納め、入れ子状に配置することで、
隅から隅までが一望できる、開放的で変化に富んだ空間ができました。
箱と箱との間を通路とし、回遊性のあるプラン。
また、つきあたりをガラス面とすることで、視線の抜けや採光・採風を確保。
これらも開放性を増すための工夫です。
朝、昼、晩と移り変わる空間の表情や景色から、
季節の移ろいを感じながら暮らしていただけたら嬉しいです。
architect : n sketch